既存ユーザーをファン化させる

――トレンドマイクロのメールマーケティング

2016/07/20
  • facebookでシェア
  • twitterでシェア
  • G+1
  • はてなブックマークに追加

PR

インターネットを安全に楽しむための情報を届ける「トレンドマイクロメール」

最新のセキュリティ情報をわかりやすく解説する「トレンドマイクロメール」は、ウイルスバスター製品のユーザー向けに配信しているメールマガジンだ。運営はセキュリティソフト「ウイルスバスター」の販売をはじめ、情報社会の脅威から個人・企業を守る高い技術と豊富な実績をもつ「トレンドマイクロ」。

当初から一貫しているのは、最新のセキュリティ事情を保有しているトレンドマイクロならではの情報を読者に届けること。有益な情報を発信することで自社のファンを増やし、継続的な商品利用を目指している。

最近では、サポートセンターに「メールマガジンが届かない」と問い合わせがくるほど、読者から人気を集めている「トレンドマイクロメール」。その裏側に迫った。

IMG_1

確かな効果が実感できるメールマーケティング

「トレンドマイクロメール」の歴史は長い。しかしこれまで組織体制の変化に伴い、Webマーケティングチームやマーケティングコミュニケーションチームなど、携わるメンバーが都度変更することもあり、流動的な運用だった。5年前にリニューアルしてからは、体制を強化。現在では、マーケティングオートメーションツールを導入し、よりユーザーに沿った情報発信に積極的に取り組んでいる。

メールマーケティングに注力している理由として、トレンドマイクロ社のメールマガジン担当である田中淳一氏は「メールマガジンは、プッシュ型かつ、個別にコミュニケーションを取ることができるため」と話す。

田中氏によると、「トレンドマイクロメール」は自社のWebメディアのプラットフォームとしての側面もあるという。トレンドマイクロ社では現在、「is702」「ウイルスバスター チャンネル」という2つの情報サイトを運用しているが、「『トレンドマイクロメール』でWebコンテンツを紹介することにより、各サイトへの橋渡しも担っています。サイトのページビューもメールマガジン配信後は急増するので、メールマガジンの集客力の高さを感じています。他部署からも『このページを紹介してほしい』と要望が来るくらい、社内でも強力なツールとして認知されています」と手応えを感じている。

蓄積されたデータとノウハウをもとに戦略的に制作

「トレンドマイクロメール」の制作は、Web制作会社ライトアップが担当。企画提案から制作、レポーティングまでを行っている。「長年ご一緒しているので、私たちのことを理解してくれていると感じています。長年蓄積されたデータとノウハウをもとに『過去にはこのような動向があったので、次はこういきましょう』と提案してくれるのがありがたい」と田中氏。

長きにわたり制作に携わると、マンネリ化しユーザーに飽きられてしまう恐れもある。だからこそ、データと向き合い、ユーザーを飽きさせない導線やコンテンツを考え続ける。これこそが、成果を出し続けるメールマガジンの要。

毎月の編集会議では、前月のレポート結果を考察、その結果をふまえた企画案をライトアップが持ち込み、2社でディスカッションして次月配信のコンテンツを決定している。田中氏は「どんなネタがユーザーにとって有益か、細かく分析しています」と話す。

制作時に留意しているのは、読者に“自分ごと化”して受け取ってもらえるかどうか。そのためには、その情報が自分にとってどれだけベネフィットがあるものかを伝えることが求められる。「トレンドマイクロメール」では、自分に関係する情報だと認識してもらうため、ユーザーが関心を抱く身近な事象や具体的な言葉を選んでいるのがポイントだ。たとえば、「それってネット詐欺かも」「家のWi-Fiルータを狙う新たな脅威」といったように出来るだけユーザーがイメージしやすいように心がけている。そして、配信後にその結果を都度分析し、傾向を掴んで次回に活かしていくというPDCAを回し続けている。

IMG_2

目指すのは、よりパーソナライズされた情報発信

メールマーケティングの魅力として、田中氏は「年齢やお持ちの製品など、セグメント化して配信できることですね。ここまで、きめ細かい対応は他のツールではできません」と語る。現在、使用商品のバージョンによって2パターンの配信をしている「トレンドマイクロメール」。今後は、よりパーソナライズした情報を届けることで、より顧客満足度を高める施策を目指している。

「昨日から製品を使い始めた人と、10年使っている人とでは、伝える情報は違うと思うんです。これからは、マーケティングオートメーションツールを活用して、いくつかのメールシナリオを組み入れて発信していきたい」と田中氏は今後の展望を語る。

メールマーケティングの大きなメリットは、読者であるユーザーと良好かつ長期的な信頼関係を築いていけることだ。メールマガジンの性格や目的を定義したうえで、ユーザー目線でコンテンツを制作する。それは、一方通行の情報発信ではなく、ユーザーにとって本当にベネフィットのある情報とは何かを探り、“伝わる“ことではなく“伝える“ことに焦点を置き続けること。
「実は気になっていた」「今更だけど教えてほしい」…。そんなユーザーの想いを敏感に察知していくことこそが、メールマーケティングを成功に導くための大きなポイントとなりそうだ。

 

関連情報

トレンドマイクロ(個人向け)