企業からの情報収集手段、95%以上がメールを活用。LINEは対前年約2倍に!

――エクスペリアンジャパンが「メール&クロスチャネルユーザー動向調査2016」を発表

2016/02/18
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エクスペリアンジャパンが、「メール&クロスチャネルユーザー動向調査2016」を発表した。このレポートは、10~60代の男女を対象にインターネットアンケート調査を実施し、ユーザーが接するコミュケーションチャネルの最新利用実態を毎年まとめているものだ。

近年のネットワーク環境の高速化とデバイス・メディアの多様化は、ユーザーの行動・意識にも変化をもたらしたと言われている。本調査結果からも、ユーザーが接するコミュケーションチャネルの多様化、行動・意識の複雑化が明らかになった。

もはや全てのユーザーに対し、全てのチャネルを網羅したマーケティング活動は極めて困難な状況と言える。企業のマーケティング活動を成功に導くためには、自社のユーザーを知り、適切なチャネルで適切なコミュニケーションを実現することが不可欠である。

以下、調査結果を一部抜粋して紹介する。

1)ユーザーが企業からの情報取得・閲覧に利用するメディアの割合は依然としてメールが95.4%と最も高い。次ぐLINEは68%と、対前年の約2倍と急激な伸びを見せた。

LINEの伸びは顕著。自社のユーザーの年代によってはメールに加えてLINE対策も視野に入れるべきだろう。

LINEの伸びは顕著。自社のユーザーの年代によっては
メールに加えてLINE対策も視野に入れるべきだろう。

 

2)30代以上のユーザーにおいては、企業からの情報収集・検討・購入のきっかけとなるメディアとしてメールが最も多い。20代以下ではLINE、Twitterの寄与度がメールに迫る。

20代以下のユーザー層に対しては、LINE、Twitterでのアプローチも効果が期待できる。

20代以下のユーザー層に対しては、
LINE、Twitterでのアプローチも効果が期待できる。

 

3)全ての年代において、メールマガジンをスマートフォンで閲覧する割合が増加。一方でパソコンでの閲覧は減少。特に20代以下、30~40代におけるノートPCの減少が目立つ。

スマートフォンでの閲覧を考慮したメールクリエイティブ制作は今後の重要課題と言えるだろう。

スマートフォンでの閲覧を考慮したメールクリエイティブ制作は
今後の重要課題と言えるだろう。

 

4)LINEアカウントのアクティブ率は全ての年代において90%超。Facebookは30~40代、Twitter、Instagramは20代以下でのアクティブ率が高い。

今後は、自社のユーザー層と各SNSの特性を考慮したコミュニケーションがより重要となるだろう。

今後は、自社のユーザー層と各SNSの特性を考慮した
コミュニケーションがより重要となるだろう。

 

5)LINEのスタンプ目的で追加した企業アカウントを登録後、ブロックや削除したユーザーは 30%超。一方、ブロックも削除もしていないユーザーもおよそ29%存在。

適切なコミュニケーションさえ実現できればLINEの企業アカウントも有効に活用できるメディアである。

適切なコミュニケーションさえ実現できれば
LINEの企業アカウントも有効に活用できるメディアである。

 

以上の結果から、これからの企業とユーザーの適切なコミュニケーション戦略を考える上では、メールに加えSNSが欠かせないことが見てとれる。

なかでもLINEは対前年で2倍近い伸びを見せ、特に20代以下のユーザーとのコミュニケーションには欠かせないメディアとなってきている。
また、LINEの企業アカウントはスタンプ取得目的で追加するユーザーが多いイメージがあるが、適切なコミュニケーションさえ実現できれば十分に有効なメディアとも言えそうだ。

一方で、30代以上のユーザーに対してはメールでのコミュニケーションが依然有効なことも見逃せない。さらに利用デバイスがスマートフォンへのシフトしていることを考慮して、スマートフォンを意識したメールクリエイティブ制作も今後の重要課題と言えるだろう。

このような変化の激しい時代だからこそ、エクスペリアンジャパンは企業とユーザーのコミュケーションチャネルの動向を定期的に調査することが重要と捉えているという。
同社は、今後も企業のマーケティング活動に役立つインサイトを導くレポートを提供する予定。

上記に抜粋したもの以外にも、今回のレポートにはスマートフォンでのメール閲覧に際しユーザーが感じるストレスを感じるポイントや、企業のメールマガジンに対するユーザーの態度、スマートフォンアプリの利用状況などもまとめられている。全文はエクスペリアンジャパンのサイトよりダウンロード可能。