エクスペリアンジャパン、メール配信システム「MailPublisher」の機能を強化

――第1弾として「ABテスト」「デバイス判定レポート」「メール傾向分析レポート」など

2017/01/31
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エクスペリアンジャパンは1月24日、同社が開発提供する高性能メール配信システム「MailPublisher」の機能強化第一弾として、「ABテスト」、「デバイス判定レポート」、「メール傾向分析レポート」の追加を行ったことを発表した。(2017年2月下旬から提供開始予定)

 近年、マーケティングにおいては、蓄積されたデータを活用して多様な消費者一人ひとりに最適化されたコミュニケーションを実現することが重要になってきている。これを実現し企業がマーケティング活動で成功を収めるためには、施策のPDCAを繰り返して継続的に改善を図っていくことが不可欠だ。このような市場動向の下、エクスペリアンジャパンでは、MailPublisherの配信性能や到達性といった性能強化に加えて、企業のマーケティング活動の効果向上を目指す機能を追加、強化するに至った。

 今回の機能強化で追加される機能をそれぞれ見てみよう。

1.ABテスト
テスト対象グループと本番対象グループの割合、各配信日時を事前に設定しておくだけで、配信対象としてアップロードしたCSVファイルをもとに、テストから本番配信に至るまでのプロセスが自動的に実行される。テストから本番の一連の配信結果は、ダッシュボード内ですべて確認できる。
MailPublisherの特徴は顧客データベースを有しない点である。今回追加されるABテスト機能もこの特徴を活かしていて、企業が基幹システムで管理している顧客データに対して容易にABテストを実施することを可能にする。

(※画像クリックで拡大)

2.デバイス判定レポート
MailPublisherが内部データとして蓄積しているメール受信者のデバイス情報が、デバイス判定レポート機能によりグラフ化されて表示されるようになった。これまでもデバイス情報はメールの送り分けに利用されていたが、今回のグラフ化により、利用企業はこれをマーケティングデータとして活用できるようになる。
グラフ表示は、デバイス傾向のグラフ表示に加え、デバイスバージョン別、メールドメイン別、ブラウザ別のほか、様々な組み合わせでの表示も可能だ。

(※画像クリックで拡大)

3.メール傾向分析レポート
複数のメール記事をまたいで配信結果をグラフ化する。開封率、クリック率、コンバージョン率はもちろん、時間帯ごとや曜日毎の傾向の把握も可能になる。これは企業に対し、相対的かつ多角的なメールの効果・傾向を容易に分析できるようになる点、配信タイミングの最適化などメールマーケティングの効果向上を実現できる点で、メリットをもたらす。

(※画像クリックで拡大)

エクスペリアンジャパンによると、今回の機能強化は第一弾にすぎず、さらなるメールマーケティング効果向上のための第二弾、第三弾の機能強化を予定しているという。MailPublisherが持つ業界最高水準の配信性能に加え、マーケティング機能を強化して、総合的なメールマーケティングプラットフォームとしてのシステム提供の実現を目指している。

エクスペリアンジャパンが、2014年に提供を開始したマーケティングオートメーション「Cross-Channel Marketing Platform(CCMP)」の拡販を進める一方で、従来からのメールに特化したシステムである「MailPublisher」の機能強化を発表したことは、根強いメール特化型システムへの需要の存在と、マーケティング機能への期待の高まりが背景にありそうで興味深い。

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